救命救急センター業務に関する説明会
来月4月1日付で救命救急センター指定の方針が示されている伊那中央病院で12日、救命救急業務に関する説明会が開かれました。
説明会は、救命救急業務を迅速に対応できるよう医療関係者などを対象に行われたものです。
この日は中病の医師や上伊那医師会、消防などおよそ100人が出席しました。
救命救急センターは昭和54年から昭和伊南総合病院で担ってきました。
しかし、高度な第三次救急は困難な状況にあることや、伊那中央病院の救急搬送件数が多いことなどから県 医療審議会では、中央病院に指定替えする方針を示しています。
説明会では、地域救急医療センター部長の北澤公男副院長が運営方針や診療体制などについて説明しました。
救命救急センターは、24時間体制で対応し、専従医師8人、専従看護師20人で診療にあたります。
救命救急センターの運営計画では、暫定的に3階西病棟の一般病床16床を救急用の病床10床に整備するとしています。
また、平成24年度から病院の南側に救命救急センター施設を建設し、平成25年度の秋頃から業務を開始したい考えです。
設置については今月22日に開かれる長野県医療審議会で正式に決定される見通しです。