ブナシメジ培養 農事組合法人みぶ設立
伊那市東春近でブナシメジを培養する「農事組合法人みぶ」が15日、設立されました。
伊那市のJA上伊那本所で設立総会が開かれました。
農事組合法人みぶは、平成3年から20年間ブナシメジの培養をしてきた三峰ひらたけ生産組合が解散し、新たに法人として設立されたものです。
設備の老朽化と組合員の高齢化の課題に取り組み、事業の継続・発展、後継者を育成しようと法人化しました。
組合員は、伊那市などのきのこ栽培の経営者7人です。
代表理事組合長には伊那市の北原利道(としみち)さんが選任されました。
事業はこれまでと同じく、東春近にあるJA上伊那の培養センターを利用し、ブナシメジを培養します。
ブナシメジは専用のビンの中で培養していて、昨年度、生産組合はおよそ465万本作りましたが、法人となった今年度は70万本ほど多いおよそ541万本を計画しています。
今後は、新たな事業展開も検討していくということです。