福島県二本松市の三保市長が講演
福島県二本松市の三保恵一市長が17日、箕輪町で講演し、福島第1原発の事故から1年が過ぎた福島の今を語りました。
記念講演は、長野県民主医療機関連合会の交流集会の中で行われました。
二本松市は、東日本大震災の地震と津波に加え、原発事故による被害を受けました。
三保市長は、市民の内部被ばくを食い止めるため検査体制を強化していること、除染を進めるうえで、除染した土壌などの仮置き場が課題になっていることなどを話しました。
市長は、「原発に頼らない自然エネルギーの時代に変えていかないといけない」と話し、「安全安心で幸せに暮らせる社会をつくるために一緒に頑張っていこう」と呼びかけました。
講演の最後に、会場で集めたカンパ22万6200円が三保市長に渡されました。
市長は、「復興のため、子ども達を守るために有効に使わせていただく」と感謝していました。