新山の地蔵菩薩座像 遷座式
伊那市の有形文化財に指定されている新山の木造地蔵菩薩座像の遷座式が、20日、行われました。
遷座式には、下新山地区の住民30人ほどが集まりました。
木造地蔵菩薩座像は、鎌倉時代末か、南北朝時代のものとされていて、伊那市の有形文化財に指定されています。
地蔵が奉られていたお堂が、築50縲・0年を超え老朽化していたことから、今回、新たなお堂が建設されました。
地蔵はお堂が完成するまで、一旦、下新山公民館に仮置きしていましたが、今回、春の例祭に合わせて、神体をお堂に戻す遷座式が行われました。
住民は、熱心に読経を唱えていました。
下新山常会の竹村清三常会長は、「お堂も新しくなったので、次世代に伝えていきたい」と話していました。