特別養護老人ホームみさやま 竣工式
去年3月から伊那市西箕輪に建設が進められていたた特別養護老人ホームみさやまが完成し、21日、竣工式が行われました。
この日は、施設を運営する社会福祉法人上伊那福祉協会の関係者など、およそ100人が施設完成を祝いました。
新たな特別養護老人ホームの施設整備は、待機者の一部解消や長期化する介護者の負担を軽減しようと上伊那広域連合が中心となり進めてきました。
上伊那広域連合によりますと、上伊那地域の特別養護老人ホームの待機者は去年9月末現在916人ということです。
施設は、延べ床面積5900平方メートルの鉄骨地上2階、地下1階建てで総事業費はおよそ13億4000万円です。
ベッド数は130床で長期が120床、短期が10床です。
10人一組でグループを作り、食事や余暇を過ごす、ユニット型の介護を行います。
上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「利用者の皆さんが家庭的な雰囲気の中で安心して暮らしていただける施設にしていきたい」と挨拶しました。
みさやまは、4月1日に開所する予定で、利用者は既に定員に達していると言う事です。