伊那西部保育園で巣立ち式
17人全員が園舎に別れを告げる
伊那市内の22の保育園で23日、一斉に卒園式が行われました。
このうち、来年度からの休園が決まっている伊那西部保育園では、巣立ちの式が行われ全ての園児が園舎に別れを告げました。
23日は、家族や地域の人が見守る中、年長園児11人と、年中園児6人が式にのぞみました。
伊那西部保育園の来年度の入園希望者数は、進級園児を含め12人で、認可保育園の最低基準となる30人を下回るとして来年度からの休園が決まっています。
式では、春日朝子園長が卒園児1人ひとりに保育証書を手渡すと、園児達は保護者にお礼を言っていました。
年中園児6人は、4月から竜西保育園と竜南保育園へ転園となるため、6人には巣立ち証書が手渡されました。
園児達は「最初は登れなかったドングリの木に登れるようになった」「人前で大きな声で話せるようになった」などと、歌に合わせて思い出を発表しました。
伊那市では今年度、594人の年長園児が保育園を卒園したということです。
なお、箕輪町と南箕輪村では、26日月曜日に全ての保育園で卒園式を予定しています。