元気づくり支援金 選定委員会
今年度要望は、65件1億1,080万円余
市町村や公共的団体の自主的な取り組みを支援する県の地域発元気づくり支援金の上伊那分の選定作業が12日から始まりました。
今月末に採択事業が決定します。
12日は、第1回目の選定委員会が伊那合同庁舎で開かれ、要望があった65件の事業内容が委員に説明されました。
選定作業は、上伊那地域の町村長やNPOの代表、信州大学農学部長、伊那建設事務所など県の出先機関の所長など7人が行います。
今年度要望が出されたのは、昨年度に比べ若干少ない65件、1億1千80万円余りです。
事業区分別では、●産業振興、雇用拡大に21件4500万円余り、●教育、文化の振興に14件2600万円余り、●景観保全、景観形成に12件2300万円余りです。
今年度、支援金は、全県で10億円、上伊那は、人口や面積などにより9千116万円が配分されます。
昨年度は、9千255万円の配分額に対し、県下で唯一第3次募集まで行い77件、7千354万円余りが交付されました。
次回の選定委員会は、17日に予定されていて、月末までに採択事業が決定します。
選定委員会委員長で上伊那地方事務所の青木一男所長は、「熱のこもった事業が多数寄せられている。主体的なモデルとして発展できる事業を選定していきたい」とあいさつし、委員の協力を求めていました。