箕輪町のセーフコミュニティ認証 正式に決まる
安全安心の街づくりを目指す箕輪町のセーフコミュニティ認証が12日、正式に決まりました。
町村の認証は、全国で初となります。
12日は、日本セーフコミュニティ推進機構の白石陽子代表理事から、箕輪町の平澤豊満町長に認証決定通知が伝達されました。
セーフコミュニティは、WHO世界保健機関が認証しているもので、事故や自殺は予防できるという考えのもと安全安心な街づくりを進めるものです。
町は、平成21年12月から取得に向けた取り組みを始め、3月認証決定の内示を受けていました。
5月12日にセーフコミュニティの認証式で、平澤町長が合意書に署名し、正式に認証となります。
12日はこの他、箕輪町と伊那警察署がセーフコミュニティ推進に関する協定を結びました。
協定は、町のメール配信システムと、伊那ケーブルテレビの町専用チャンネルを利用して、伊那警察署が直接、犯罪被害や交通事故防止などに関する情報を流すものです。
田中泰史署長は「犯罪や事故を未然に防ぎ、安全安心な街となるよう取り組んでいきたい」と話していました。