小林とむぼさん 「ヒトガタ」作品展
アリス・・・永遠の少女
作家として、ヒトガタと呼ばれる人形などを製作している小林とむぼさんの作品展が伊那市の伊那図書館で始まりました。
会場には、ヒトガタや、絵画、手づくりのおもちゃなどおよそ40点が展示されています。
ヒトガタは、ねんどで作られた人形で、リアルで繊細な造形が幻想的な雰囲気を作りだしています。
群馬県に住む小林とむぼさんは、15年ほど前から本格的に創作を始めました。
伊那市に友人がいたことから、伊那で個展を開くことになりました。
3年前に脳梗塞で倒れましたが、入院中もリハビリをかねて創作活動を行なってきました。
小林さんが倒れた時に手がけていた作品「鮫姫の行方」が展示されています。
まだ未完成ですが、今後尾ヒレの部分を付け完成させたいと話しています。
退院後に制作された絵画4点展示もされています。
小林さんは、リハビリを通してだんだん創作できるようになることが楽しくてしかたがなかったといいます。
小林とむぼさんの作品展は、伊那図書館で22日の日曜日まで開かれています。