東春近田原地区 伝統の祭り
伊那市東春近田原の白山社で15日、春の例大祭が行われ、子ども達が山車を引きながら地区を練り歩きました。
15日は、保育園児と小学生の他、地元有志でつくる田原囃子保存会のメンバーあわせて70人が参加しました。
子ども達は、獅子の頭を乗せた山車を、笛や太鼓に合わせて引きながら地区内を練り歩きました。
その後ろからは、保存会のメンバーが田原囃子を演奏しながら進みます。
これは、東春近田原に100年以上前から伝わる伝統行事で、無病息災や五穀豊穣を願うものです。
田原区の川上洋一区長は「160戸ほどしかない小さな地区だが、区をあげて1つの祭りができ非常にうれしい。今後も大切に守っていきたい」と話していました。
この後、獅子の頭は白山社まで運ばれ、獅子舞を奉納しました。