「桜+4つの目玉」一定の効果
伊那市高遠城址公園の取り組み
伊那市の高遠城址公園のさくら祭期間中の観光客の滞在時間を伸ばす取り組み「桜プラス4つの目玉」の取り組みが一定の成果を挙げていることが分かりました。
桜+4つの目玉は、観光客の高遠での滞在時間を伸ばし、地元の利益が少しでも上がるようにと、今年から始まった取り組みです。
4つの目玉とは、信州高遠美術館で開かれている片岡鶴太郎展、高遠歴史博物館で開かれている「日露戦争の記憶展」、今年1月に公開された映画、ALWAYS三丁目の夕日のロケ地となった旧馬島家住宅、高遠そばの4つです。
高遠美術館の片岡鶴太郎展は、昨日現在、1万5千人ほどが来場していて、高遠美術館の来場者は、去年の5500人から3倍に増え、歴史博物館も、去年の7900人から、1万1700人と倍増しました。
馬島家住宅の来場者は、横ばいだったということです。
白鳥市長は、「大きく伸びた取り組みもあり、成果があった。伸びたところ、伸びなかったところ、それぞれの理由を分析して、来シーズンにつなげたい」と話していました。