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1.5倍となる耐震構造で建設を検討

新しい伊那消防署

1.5倍となる耐震構造で建設を検討

 伊那消防署は、新しい消防署建設の候補地が活断層地近いことをあげ、課題として建築基準法で定める数値の1.5倍となる耐震構造での建設を検討しています。
伊那市議会全員協議会が1日に開かれ新しい消防署建設候補地の富士塚グラウンド周辺の課題と解決策などが示されました。
 それによりますと、候補地のおよそ300メートル付近に活断層があるため、大地震発生時、機能を維持するため庁舎の耐震性能は建築基準法に定める1.5倍となる耐震構造での建設を検討しています。
 また地盤強化のため地下に支柱を打ち対応するなどとしています。
 他に中心市街地や富県、美篶方面への現場到着時間の遅れや、市街地への道路が狭く大型車両のアクセスが悪いことなどが課題として出されていました。
 解決策として、今後高遠消防署を含む出動区域の見直しを図るとし道路については必要箇所の拡幅改良を進めていくとしています。
 議員からは、「ボーリング調査や、早急な道路の整備が必要」などの意見が出されていました。
 これらの解決策を受け伊那市議会では候補地を富士塚グラウンド周辺とすることを了承しました。

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