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2511/(月)

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原発技術者からみた憲法第9条

原発と平和について考える憲法記念日の集い

原発技術者からみた憲法第9条

 原発と平和について考える憲法記念日の集いが、3日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
 この日は「原発技術者からみた憲法第9条」と題して、福島第一原発の建設時に技術者として携わった小倉志郎さんが講演しました。
 会場にはおよそ320人が集まり小倉さんの話に耳を傾けました。
 小倉さんは、福島第一原発建設時に発電所内で使われる部品を作っていました。
その後、保守点検などで放射能タンクの中に入ることもあったということです。
 点検の時には、手袋を4重にして、服とズボンのつなぎ目をテープで止めるなどしても長時間作業ができなかったと、放射能の危険性を説明していました。
 小倉さんは「政府は原発をもっと安全にするから再稼働しても大丈夫と言うが、完璧にすることは不可能。放射能被害の大きさと原発のリスク、政府の大義名分を正しく見つめなおす必要がある」と呼びかけていました。

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