イタリアオペラの夕べ
第13回秋のミュージアムコンサート「イタリアオペラの夕べ・乾杯の歌」が29日夜、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館別館VITA AMORで開かれた。駒ケ根市出身のソプラノ歌手堀尾諭委さんと札幌市出身のテノール歌手岡崎正治さんが出演し、イタリア仕込みのアリアの数々を披露した。共にオペラの本場イタリアで研さんを積んだ実力派歌手の2人は代わる代わるステージに立ち、モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』、ビゼーの『カルメン』、プッチーニの『蝶々夫人』、ベルディの『椿姫』などお馴染みのオペラの中からそれぞれ得意のアリアを歌い、時に2重唱も披露した=写真。地元のコーラスグループ「駒ケ根女性コーラス」「童謡コーラスつくしんぼ」「新星合唱団」のメンバーらも登場し、共に美しいハーモニーを聴かせた。
会場を埋めた約150人の聴衆は、朗々と響き渡る美しい歌声に息を飲んで聴き入っていた。