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リンゴオーナー開園祭

収穫体験で農を身近に感じて

リンゴオーナー開園祭

 自分が気に入ったリンゴの木のオーナーとして収穫を体験する、上伊那農業協同組合のリンゴオーナー制度の開園祭が24日、伊那市や南箕輪村、箕輪町などの各リンゴ園で行われた。県内外から多くの参加者が訪れ、木を真剣に品定めしつつ、オーナーとなる木に名札をつるした。
 収穫体験を通して、信州リンゴや農業への理解を深めてもらおう窶狽ニ、JA上伊那が行っているこの制度。申し込みのほとんどは、インターネットや新聞広告、知人を通して制度を知った県外者だという。
 伊那市西箕輪の原農園も、この日開園祭を迎えた。園主の原伊一さんは「安全で安心な農産物の収穫を消費者に体験してほしい」と、今年から木の貸し出しを始めた。オーナーには東海地方や関東地方などから13件の申し込みがあった。オーナーの一人、静岡県の落合清さんは、この制度のの常連。今年は違った園も見てみたい窶狽ニ、原さんの農園に申し込んだ。孫を連れて訪れる収穫が、何よりの楽しみだという。
 収穫は11月ころ。

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