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強い山に 保育ブロック作り

強い山に 保育ブロック作り

 平成18年7月豪雨災害で土砂災害などの被害を受けた伊那市西春近諏訪形の地区住民は13日、災害に強い山づくりを進めるための植物を育てる保育ブロックを作りました。
 13日は、地元住民でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバーが、区内の畑で作業を行いました。
委員会では土砂災害のあった貝付沢を災害に強い山にしようと活動しています。
 作ったのは、元信州大学農学部教授の山寺喜成さんが考案した、直根と呼ばれる樹木の最も太い根をまっすぐ成長させる保育ブロックです。
 これは、伊那市地域づくり活動支援金を活用して行ったものです。
 黒土や砂、土壌改良剤などを混ぜ合わせたあと専用の道具を使って筒状のブロックをつくります。
 13日は、山寺さんが指導にあたり、メンバーたちは交代で作業を行いました。
 作った保育ブロックは、3日ほど乾燥させます。
そのあと、ケヤキやもみじなどの苗を植え管理し、秋に貝付沢に植樹することになっています。

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