伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
211/(土)

ニュース

たかずやの里移転候補地「東春近」

たかずやの里移転候補地「東春近」

上伊那唯一の児童養護施設たかずやの里の移転改築場所の候補地として、東春近地区の上段に絞り込まれた事が、15日富県ふるさと館で開かれた富県社会福祉協議会の総会の中で報告されました。
総会には、富県地区の各区長などおよそ60人が出席しました。
たかずやの里を運営する、たかずや福祉会の埋橋良和理事長は、「候補地として富県に近い東春近の上段の地域に絞りこまれた」と報告し、「今まで、富県の宝として、地元の人たちに守ってきて頂いたが、移転する可能性が出てきた。申しわけないが了承いただきたい」と理解を求めました。
たかずやの里の改築については、支援を決めている上伊那広域連合の整備検討委員会の中で協議が進められています。
14日の検討委員会では、移転先の候補地として、富県地区の3か所、東春近の1か所、あわせて4か所が提示されました。
富県地区の3か所については、用地面積が狭い事や、取得が困難などの理由から候補地から外され、東春近が移転先として絞り込まれました。
上伊那広域連合によりますと、たかずやの里の改築については、県の補助が受けられるよう、来年度の予算編成に間に合うよう8月までに、建設地や基本設計などを盛り込んだ整備計画まとめたいとしています。
また、14日には、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長が長野市の県庁を訪れ、県に対し財政支援の要望をおこないました。

前のページに戻る 一覧に戻る