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金環日食 世紀の天文ショーに歓声

南箕輪小学校で観察会

金環日食 世紀の天文ショーに歓声

太陽が月に隠れ、光の環ができる現象、金環日食が21日、上伊那地域でも見ることができ、小学校などで観察会が開かれました。
このうち南箕輪村の南箕輪小学校では午前7時過ぎ専用のサングラス用意した児童が校庭に出て、金環日食を待ちました。
この日を前に南箕輪小学校では日食に関する学習をしてきたほか、目を傷めないための安全な観察方法について学んできたということです。
校庭には理科を教える星野正明教諭が用意した日食観察用の反射板も用意され、太陽が欠けていく様子が写し出されていました。
午前7時31分ころ、金環日食となり、光のリングが見えると児童たちからは、歓声があがっていました。
肉眼では、わかりづらい金環日食ですが、専用の反射板を通して見ると、はっきりと観察することができました。

金環日食 173年ぶり観測

金環日食 世紀の天文ショーに歓声

金環日食は、太陽が月に隠れ中心部を隠すことで光の環ができる現象で日本では25年前に沖縄で見ることができました。
星野教諭によりますと、上伊那地域でこの現象を見ることができたのは173年ぶりだということです。
金環日食はおよそ3分間続き、児童らは、世紀の天文ショーを喜んでいました。
次に国内でこの現象がおこるのは18年後で、北海道で見ることができるということです。
南箕輪小学校では、6月6日に金星が太陽面を通過していく様子が観測できる天文現象、金星の日面通過の観察会も計画しています。

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