伊那市西春近諏訪形の住民 保育ブロックにケヤキなど植える
災害に強い山づくりを進めている伊那市西春近諏訪形の住民は21日、保育ブロックにケヤキなどの苗を植えました。
21日は、地元住民でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー9人が、苗の植え付け作業を行いました。
委員会では、平成18年7月の土砂災害を受け、諏訪形区の貝付沢を災害に強い山にしようと活動しています。
倒れにくい木を育てるため、保育ブロックと呼ばれる太い根を真っすぐに育てる生育方法に取り組んでいて、今回は13日に作った保育ブロックにケヤキやクヌギなどおよそ150本の苗を植えました。
メンバーらは、土と肥料を混ぜ合わせた物をつめ、苗を1本1本丁寧に植えていきました。
苗は、10月頃貝付沢などに植樹されるということです。