宮崎守旦 作陶展「象嵌の世界」
象嵌の技法を使った陶芸作品店
伊那市高遠町芝平の陶芸家宮崎守旦さんの作陶展「象嵌の世界」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
作陶展では、象嵌を施したものを中心に、花器や食器などおよそ100点の作品が展示されています。
象嵌は、柔らかい状態の陶器の表面を掘り込み、溝の部分に色のついた土を入れ、模様をつける手法です。
この作品は、七宝紋を掘り込んだのちに顔料を入れ、模様を浮かび上がらせた、宮崎さんの代表作の1つです。
東京生まれの宮崎さんは、26歳から本格的に陶芸を始め、友人の紹介で1999年に伊那市高遠町に窯を作り、活動を始めました。
かんてんぱぱホールでは2006年から毎年展示を行っていて、今年で7回目になります。
宮崎守旦 作陶展「象嵌の世界」は27日日曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。