ルビコン(株)創業60年で地域貢献
伊那市に100万円と時計を寄贈
伊那市西箕輪に本社を置く電子部品メーカー・ルビコン株式会社は、創業60年を記念して、伊那市に100万円を、地域の学校にはプロジェクターを贈りました。
25日は、ルビコンの創業者・登内 英夫会長と勝山修一社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に、100万円と記念時計を寄贈しました。
ルビコンは1952年4月に、日本電解製作所として、8人の従業員でスタートしました。
主に、アルミ電解コンデンサの開発・製造などを行っています。
創業から、60年を経て、現在は、国内外を合わせると、工場は14か所、販売拠点は、22拠点、グループ全体の従業員数は、3000人と、地域を代表する企業となっています。
60年を記念して、地域に貢献したいと今回寄付を行いました。
白鳥市長は「大変ありがたい。大切に使いたい」と感謝していました。
学校にはプロジェクター40台
また、ルビコンは、60周年記念事業の一環で、伊那市、箕輪町、南箕輪村の3市町村の小中学校30校と、上伊那の高校9校、伊那養護学校、あわせて40校に、1台ずつプロジェクターを贈ります。
このうち伊那中学校には、勝山修一社長が訪れました。
贈られたプロジェクターの電源部分にはルビコンが製造した部品が使われているということです。
久保村清一教育長は、「教育現場で現在最も必要としているプロジェクターを頂きありがたい」と感謝していました。
その他の学校は、学校の近くに住む部長職・課長職を中心とした従業員が訪問し、5月中に、寄贈する予定です。