長谷村福祉のつどい
体験発表や馬頭琴演奏など多彩に
長谷村「福祉のつどい」が30日、サンハート美和などであり、のべ350人が集まった。村社会福祉協議会などでつくる実行委員会の主催。利用者の交流、福祉関係の表彰、体験発表、モンゴル人で現在日本でモンゴルの自然や文化を紹介しながら馬頭琴(モリンホール)の演奏活動をするリ・ガ・スチントさんの演奏と講演など多彩な催しだった。
リ・ガ・スチントさんはモンゴルを草原を想像させるゆったりとした曲を交えながら、映像なども使ってモンゴルを紹介。「皆が幸せになることは、皆が一緒にいられること」と題して、モンゴルの人々の生活や、民族の自由・自立の活動をしたために自国から帰国許可が下りない地震の状況などを話した。「遠い国の話を聞いて、健康長寿に役立てて」の言葉に参加者はさかんにうなづいていた。
福祉・介護の体験発表では、小学生の高見樹央さん、中学生の松本洋平さん、高校生の春日千絵さん、ボランティアの馬場和子さんらが話した。
表彰者は以下の通り。(敬称略)
【社協への1件10万円以上の寄付】丸茂玄泰、西村和裕、馬場重治、久保田俊弘、伊藤はるみ、小松勝美、池上宏、池上直彦、中山勇、宮下彦二、大澤稔【在宅介護者】池上清子、上島今朝幸、中山ふみ子【村への1件10万円以上の寄付】北原秋子、中村秋利、伊藤学、北原冨喜江