特別職報酬審議会答申
駒ケ根市特別職報酬等審議会(渋谷敦士会長)は8月に諮問を受けた市長、助役、収入役、教育長の給料と、市議会議員の報酬の金額についての答申をまとめ31日、市役所で答申書を中原正純市長に手渡した=写真。答申では、ほかの市町村との比較、景気の動向、一般職の職員の給与引き下げなどの状況を踏まえ▽市長、助役、収入役、教育長の給料は現行の1%減額▽市議会議員の報酬は据え置き窶狽ニしている。
中原市長は「答申は尊重するが、自身の率直な気持ちとしては、改革が中途であり、景気回復も思わしくないなどの状況を加味して検討を加え、判断していきたい」と話し、自主削減に向けて含みを残した。
4役の給料、議会議員の報酬は01年がピークで、その後段階的に削減されてきているが05年度は据え置きとされた。
答申された給料・報酬月額は次の通り(カッコ内は現行)。
▽市長=78万7千円(79万5千円)▽助役=66万3千円(67万円)▽収入役=60万3千円(60万9千円)▽教育長=57万9千円(58万5千円)▽市議会議長=38万3千円▽同副議長=32万6千円▽同議員=29万8千円