チョウゲンボウのひな換気扇の中で育つ
建石繁明さんが観察
伊那市在住で松本大学地域総合研究センター研究員の建石繁明さんは、ビルの換気扇で、ふ化したチョウゲンボウのひなの観察を続けています。
市街地の建物の6階の巣にエサを運ぶ親鳥
伊那市街地にある建物の6階。
チョウゲンボウの親鳥が、ひなにエサを運びこんでいます。
10年近くここで観察を続ける建石さん
昆虫や動物の生態に詳しい、建石繁明さん。
使われなくなった厨房の換気扇の中ではひなが育っています。
建石さんは10年近くここで観察を続けています。
チョウゲンボウは崖の洞穴などに巣を作りますが、エサとなる小鳥が豊富なことや天敵が少ないことから市街地に巣をつくるといわれています。
ひなは6月中ごろに巣立つ
チョウゲンボウのひなが巣立つのは6月中旬だということで
建石さんは、その頃ひなが飛ぶ練習をしているところを観察するということです。