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区の取り組み方が住民への浸透のポイントに

箕輪町 SC認証取得後

区の取り組み方が住民への浸透のポイントに

箕輪町が今年5月に認証取得した世界保健機関WHOのセーフコミュニティ。
この取り組みが、住民に浸透するためには今後の各区の取り組み方がポイントとなりそうです。
11日は箕輪町議会一般質問が箕輪町役場で開かれ、セーフコミュニティ認証後の今後の取り組みについての質問が出されました。
平澤豊満町長は、これからがスタートだとしたうえで、区の協力を呼びかけました。
箕輪町では、この件について区長会を開き、各区の理解と協力を求めたということです。
セーフコミュニティのモデル地区、北小河内のセーフコミュニティ推進協議会事務局長、藤森清治さんは、各区が取り組むにあたり大切なこととして、次のように話しています。
「自分の住む区をいかによくするか、今以上によくするかということ。それを次世代にどういうかたちで送っていくかが大事。まずプロジェクトを小さい単位でつくってあとはトップダウンとボトムアップの中でワークショップを重ねていく。このことは結果的に自分のためになりそれがだんだん世のため人のためになっていく。そう考えればあまり重荷にならずにまとまっていくと思う。ただ地道な努力はまず必要。」
モデル地区となった北小河内は平成18年7月豪雨で大きな被害があり、防災意識が高かったことなど地区がまとまる要素があったといいます。
町セーフティーコミュニティ推進室の向山静雄室長は、北小河内をモデルに各区の実情にあった取り組みに期待しています。
町ではセーフコミュニティの実践的な広がりには、各区の取り組みが欠かせないとして、セーフコミュニティ推進室を中心に協力していくとしています。

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