南箕輪村 自主防災組織の運営体制の格差是正へ
指導員を任命し、地域防災力の底上げを
南箕輪村の唐木一直村長は、村内に12ある自主防災組織の運営体制の格差是正をはかるため、防災アドバイザーなどの指導員を任命し、地域防災力の底上げをしていく考えを、13日に示しました。
これは、13日に開かれた村議会一般質問で、議員の質問に答えたものです。
南箕輪村には、現在、12ある各区ごとに自主防災組織が設置されています。
村によりますと、組への未加入世帯の把握ができている組織とできていない組織があるなど運営体制にばらつきがあるという事です。
また、住宅地図上に住民の情報を記載して災害時に活用するマップ作りも、現在、2つの組織しか完成していないという事です。
唐木村長は、「東日本大震災以降、自主防災組織の大切さを改めて認識した。防災アドバイザーなど指導的な人を任命して、組織へのアドバイス、手助けなどをおこなっていく事が必要だ」と話していました。
また、防災士の養成については、「役場職員や消防団員など、要望があれば、積極的に支援していきたい」という事です。