伊那市来年度からネーミングライツ実施へ
伊那市は来年度から、市が所有する体育施設や文化施設などの公共施設に、企業やキャラクター等の名前を付ける事ができる、命名権、ネーミングライツを実施します。
これは、13日開かれた伊那市議会6月定例会一般質問の中で、白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
ネーミングライツ(命名権)は、スポーツや文化施設に企業やキャラクター等の名前を付ける事ができる権利で、長野県などが実施しています。
市では財源の確保を目的にネーミングライツを実施する計画で8月を目途に、金額や契約年数、看板などの設置費用に関するガイドラインを作成し、対象施設のしぼり込みを行う計画です。
対象は、市が所有するスポーツ・文化施設、橋梁などとなる予定です。
市では広告に関する委員会を設置し、施設ごとの契約条件の審査をし、今年の秋から広告主の募集をする事にしています。
伊那市では、地域経済の活性化を図るため、市の公共施設を広告媒体として企業に有効活用してもらいたいと話しています。