災害時にバイクで情報収集・伝達
伊那市災害バイク隊 初訓練
4月に発足した伊那市の災害バイク隊の初めての訓練が天竜川と三峰川合流点の河川敷で15日行われました。
斜度30度、高さ4メートルほどの段差を乗り越える訓練や斜面を走る訓練が行われました。
今年4月に発足した伊那市災害バイク隊は、市の職員でバイクが好きな8人で組織されました。
当面、個人が所有しているオフロード用バイクで対応します。
有事の際は、市長が召集し、4輪車が入れない場所での情報収集・伝達活動を行います。
バイク隊のメンバーは、30代から40代の若手職員で、バイク歴は、5年から30年以上と様々です。
隊長は、その中でもベテランの宮下宗親さんがつとめます。
訓練を終えたバイク隊は、初めての任務として、災害時に孤立する可能性がある高遠地区の山室周辺を偵察し、迂回路として使用可能な林道の情報収集を行いました。
バイク隊は、月に1回訓練をして、運転技術のレベルアップを図っていきたいとしています。