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高遠の四季展 最高賞に山本さん「杖突街道を南へ」

7月28日からスタート

高遠の四季展 最高賞に山本さん「杖突街道を南へ」

 3年に1度全国公募で行われる「信州伊那高遠の四季展」の最高賞に、塩尻市の山本達治さんの洋画「杖突街道を南へ」が選ばれました。
 16日は審査結果の発表が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で行われ、入賞作品が紹介されました。
 「信州伊那高遠の四季展」は、3年に1度、全国公募で行われている展示会で、15日から16日にかけて審査が行われました。
 最高賞の「信州伊那高遠大賞」には、塩尻市の山本達治さんの洋画「杖突街道を南へ」が選ばれました。
 審査員によりますと、手前を暗くしたことで、中央の田園を際立たせている点など、全体的な構図や色使いが評価されたということです。
 銀賞の「伊那市長賞」には、広島県の吉川紀久代さんの日本画「夜陰」が選ばれています。
 銅賞の「信州高遠美術館賞」には、愛知県の大澤勝弘さんの洋画「終着」と、茅野市の五味仁さんの洋画「伊那市駅周辺風景」、岡谷市の船本達也さんの洋画 「夕立後の藤沢川沿い集落」が選ばれています。
 今回は、前回より160点少ない327点の応募でしたが、日本藝術院会員で、日展常任理事の塗師祥一郎審査委員長は「全体的にレベルが高く、粒ぞろい。どの作品も現場をよく見て描いている」と評価しています。
 今回の審査では入賞の他に、奨励15点、秀作30点、入選172点が選ばれています。
 第5回信州伊那高遠の四季展実行委員会の登内孝委員長は「素晴らしい作品が選ばれた。ぜひ多くの方に見ていただきたい」と話していました。
 第5回信州伊那高遠の四季展は7月28日から9月2日まで、信州高遠美術館を中心に市内の6会場で開かれます。

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