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2611/(火)

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夏休み子ども定期券 今年も

市内運行バス乗り放題

夏休み子ども定期券 今年も

 伊那市は、公共交通の利用を促すための乗り放題定期券「夏休み子ども定期券」を、今年も発行します。 
 夏休み子ども定期券は、夏休み期間、子どもたちに公共交通機関を活用してもらおうと、去年から行われている事業です。
 価格は、小学生券が500円、中学生券が1,000円で、南アルプス林道バスなどを除く、市内全てのバス路線が期間中乗り放題となるものです。
 去年のチケット販売数は、小学生73枚、中学生112枚の、合わせて185枚と、利用者数は伸び悩みましたが、小さいうちから公共交通に慣れ親しんでもらい、利用促進を図りたいと、今年も事業の実施を決めました。
 夏休み子ども定期券の利用期間は7月22日から8月26日までで、小中学校を通じて取りまとめ販売を行うほか、市役所・総合支所・バス事業者の営業窓口などで販売するということです。

伊那市地域公共交通会議

夏休み子ども定期券 今年も

 伊那市地域公共交通協議会は、今年度、公共交通を活用してもらうため、児童の絵を車内に展示するなど、利用促進キャンペーンを行うことを決めました。 
 21日は、伊那市役所で市地域公共交通協議会が開かれ、今年度の事業計画などについて話し合いました。
伊那市によると、昨年度、市内を運行するバス・タクシーを利用した人の人数は、11万2871人でした。
平成22年度の12万4220人と比べると、1万1,000人以上の減少となっています。
伊那市では、市街地循環バスイーナちゃんバスの便数を一日21便から17便に減らしたため、利用者も5000人ほど減少した事が主な理由としています。
公共交通の利用減少に歯止めをかけようと、PR活動や夏休み中の子ども定期券の販売を引き続き行うほか、今年度から新たに、児童の絵をバス車内に展示します。
白鳥孝市長は、「公共交通を使いましょうという取り組みを大々的にやったほうがいい。利用促進キャンペーンについて研究し、実施したい」と話していました。

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