【カメラリポート】オペラ春香舞踊団 横浜へ
中区ダンスフェスティバルにゲスト出演
6月3日に64年ぶりに伊那市で上演されたオペラ「春香」。このオペラに出演した舞踊団が、高木東六さんに縁のある横浜で開かれるダンスフェスティバルに、ゲストとして出演します。
17日は、春近郷ふれあい館で、メンバーが曲に合わせて、踊りを確認していました。
春香舞踊団は、6月30日に予定されている横浜の中区ダンスフェスティバルに出演します。
フェスティバルは、伊那市の名誉市民で、春香を作曲した故・高木東六さんが所属していた、横浜の赤い靴記念文化事業団が主催するもので、オペラ春香が64年ぶりに上演されたことを受け、今回、ゲストとして出演する事になりました。
「ゲスト出演は本当に光栄」
この韓国舞踊を振付けた小林眞由美さんは次のように話します。
「6月3日のオペラ春香の本番が1回だけの私達の晴れの舞台と思っていましたが、中区ダンスフェスティバルに出演させていただくことは、本当に光栄。ダンサーは皆大喜びで、ゲストの話が来たときには、満場一致で参加します、ということになりました。」
舞踊団が発表するのは1幕と4幕
オペラ春香は、韓国版ロミオとジュリエットともいわれる純愛物語で、韓国の古典文学「春香伝」を元に、高木さんが、昭和22年に、疎開していた伊那で作曲した作品です。
舞踊団が発表するのは、オペラ春香の1幕と4幕です。
1幕は、民衆が楽しく踊る様子、4幕はプロの踊り子が役人の誕生日を祝って踊る様子を表現します。
中区ダンスフェスティバルは30日に
小林さんは「伊那の郷土の心を表現できたらと、そのあたりに力を入れて舞って来たいと思います」と意気込みを話します。
横浜の中区ダンスフェスティバルは、30日に横浜の関内ホールで予定されていて、春香舞踊団のほか、ヒップホップやフラダンスなど、25団体が出演する予定です。