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水道使用量の検針データを消去

伊那市 4830軒分

4830軒分の検針データを消去
 伊那市は25日、7月納期分の上下水道使用水量の検針データを一部消去した、と市議会全員協議会で報告した。操作手順の誤りと見られ、4830軒に対して「おわびとお知らせ」を郵送。今後、データの管理や保管方法の改善を図る。
 消去したのは荒井、川北、上牧、貝沼、下殿島など14地区の1万4893軒(事業所含む)。そのうち検針端末機のチップに1万63軒が残っていた。システム会社によると、異常はなかったという。データをMOに入れ、上伊那情報センターに持ち込んでいるが、MO1枚を繰り返し使っており、庁舎内にある水道料金情報管理コンピューターからMOに複写する際に消去したか、MOから古いデータを上書きしたかの可能性があるのではないかとみる。
 7月納期は5、6月の検針分で、利用者には前月分と同じ料金を請求。使用料の差は、次回の9月分で調整する。
 市水道部上水道課は、システムの見直しを含めて原因を追求するほか、バックアップ用のMOを持ち、データを確保するなどの改善策をとる。

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