アマランサスで地域活性化を
支援チーム発足
県や信大農学部などでつくる上伊那農商工連携等推進会議は、アマランサスを使った新商品の開発に取り組み、地域活性化を目指します。
29日は、初めての会議が伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、新商品の開発にむけた支援チームが発足しました。
上伊那農商工連携推進会議は、上伊那の地域資源を活用した新たな事業や商品開発の支援をしようと、平成21年に設置されました。
これまでに、飯島町の唐辛子ビネガーの開発、駒ヶ根市のごまの商品化に取り組んできました。
雑穀アマランサスは、ミネラル、カルシウム、鉄分が豊富に含まれ、健康にいいとされています。
伊那市では、平成18年にアマランサスの生産拡大と商品化に向け研究会を発足させ取り組んでいます。
支援チームは、研究会の活動を支援するもので、レシピの開発、ポップ加工の効率化などに取り組みます。
会議では「レトルト食品に取り入れていきたい」「アマランサスは、栽培は楽だが収穫が大変。如何に効率的に行うかを検討すべき」「価格を抑える努力をし、学校給食など公共機関での消費拡大を図りたい」などと、意見がだされました。
支援チームのチームリーダーには、伊那商工会議所の伊藤健一さんが選任され、設置期間は平成26年3月31日までの2年間となっています。