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松くい虫被害 3年ぶりに増加

上伊那松くい虫対策協議会で協議

平成23年度の松くい虫被害は、3年ぶりに増加したことがわかりました。
29日伊那合同庁舎で開かれた対策協議会で報告されたものです。
上伊那地域の松くい虫被害は、平成20年の6,357立方メートルをピークに2年続けて減少し、平成22年度は、4,586立方メートルでした。
しかし、平成23年度は、5,102立方メートルと1割ほど増加に転じています。
駆除したアカマツの量は、予算の減少に伴い被害木の56パーセントにあたる2,855立方メートルにとどまっています。
29日現在までの最新の発生状況は、今年3月に伊那市の西箕輪で、4月に箕輪町の福与、判ノ木地区で、5月に南箕輪村の中込地区で確認されています。
今年度協議会では、DNA解析による被害の早期発見や樹種転換による予防事業など被害の拡大防止と予防に力を入れていくことにしています。

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