最高路線価は17年連続下落
伊那税務署管内
相続税などを計算する際の基準となる路線価が2日公表されました。伊那税務署管内の最高路線価は
17年連続で下落しています。
管内の最高路線価は、伊那市のいなっせ前で1平方メートル当たり5万1千円となっています。
これは去年と比べて3千円、率にして5.6%の下落となっています。
管内の最高路線価の下落は、平成8年から17年連続となっています。
路線価は宅地に面している路線の1平方メートル当たりの標準額のことをいい、相続税や贈与税の税額を算定する際の基準となります。
路線価はその年の1月1日から12月31日までの間に相続または贈与により土地を取得した場合に適用されます。
県内に10ある税務署の最高路線価は佐久税務署の旧軽井沢銀座通りの横ばいを除き全てが下落しています。