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箕輪町防災行政無線のデジタル化

聞き取りにくい地域の解消を進める方針

箕輪町防災行政無線のデジタル化

箕輪町は、防災行政無線のデジタル化工事を今年度中に完成させます。町では、スピーカーや戸別受信機を増やし、聞き取りにくい地域の解消を進める方針です。
4日に開かれた、箕輪町議会臨時会で、工事費を1億9,845万円とする請負契約についての議案が提出され、原案通り可決されました。
町の計画では、防災行政無線のデジタル化に伴い、スピーカーを現在の59か所から63か所に増やします。
集会施設や聞き取りにくい家庭に設置する戸別受信機は700個、うち50個は、聴覚障害者のために文字が表示できる受信機を導入します。
また、避難所となる公民館や小中学校と、町の本部との間で、双方向で通信ができる設備も設置するという事です。
町では、今年秋に工事にかかり、来年3月末までに完成させる計画です。
4日の臨時議会では他に、役場庁舎の耐震補強工事の設計業務委託料150万円も補正予算案として提出され、可決されました。
現在の庁舎は、大規模な地震が発生した際に、本部を設置するための耐震強度を満たしていない部分がありますが、工事が完成すれば、大規模地震の際も庁舎内に本部を設置できるようになるという事です。
町では、今年度中に工事にかかり完成させたいとしています。

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