新ごみ中間処理施設 最終報告まとめる
23日に提出
新しいごみ中間処理施設の基本構想を検討している上伊那広域連合の施設整備検討委員会は、施設に関する最終報告をまとめました。
6日は、伊那市のいなっせで10回目の委員会が開かれ、災害廃棄物の処理量や施設配置計画について協議しました。
最終報告では、年間のゴミ処理量は、クリーンセンター八乙女の掘り起こし残さを含め3万3,000トンとしています。
一方、上伊那で災害が発生した場合の年間のゴミ処理量は、災害廃棄物の処理を優先し、掘り起こしを行わず、年間3万5,000トンを想定しています。
その際の災害廃棄物量は、3,000トンを想定しています。
これにより、東海沖地震で発生が想定されている災害廃棄物およそ6,800トンを2年で処理することができます。
他に、施設配置計画について委員からは「現在の計画では、市道が施設を横切るようになっている。安全面を考え、市道を迂回させたほうがいい」などの意見がでていました。
委員会では、この日だされた意見を盛り込んだ最終報告書を、23日に上位委員会の廃棄物政策審議会と広域連合長に報告するとしています。