中心市街地で様々なイベント

　伊那市の中心市街地で8日、ぎおん祭り歩行者天国が開かれ、様々なイベントが行われました。
　午前中は、商店街を駆け抜けるちびっこ駅伝が行われました。
　ちびっこ駅伝には伊那市内の保育園や幼稚園から55チーム525人の園児が出場しました。
　これは、市街地の活性化を目的に毎年行われている恒例行事で沿道では多くの保護者が声援を送っていました。
　8区間を順番に走りおよそ500メートル先の八幡町のゴールを目指します。
　子ども達は、保護者たちの声援を受けながら懸命に走っていました。

発電体験イベント

　また、歩行者天国に合わせ、タウンステーション伊那まちでは、発電を体験するイベントが行われました。
これは、伊那市に電灯が灯って100年を記念し伊那市の暮らし100年地域活性化推進委員会が開いたもので、会場には水力や風力発電の模型などが展示されました。
　このうち人力発電では、訪れた人たちが自転車のペダルをこいで電球を点灯させていました。
この他にも、昭和5年に使われていた電球や電気を測定する機器、大正時代の小黒発電所や戸台発電所の写真なども展示されていました。
訪れたある家族は「当時の人たちの苦労がわかりました。電気の大切さを改めて感じました」と話していました。