樹種転換に向け大芝高原を視察
アカマツを広葉樹に
南箕輪村森林協議会は、松くい虫対策として、大芝高原にあるアカマツの樹種転換に向け、12日現地を視察しました。
12日は、協議会を構成する南箕輪村や、上伊那森林組合、信州大学農学部など10人ほどが大芝高原にあるセラピーロードみんなの森を視察しました。
南箕輪村は、去年策定した大芝村有林森林整備基本計画に基づき、松くい虫被害防止などを目的に、アカマツから広葉樹への樹種転換に来年度から取り組みます。
範囲は、セラピーロードみんなの森ゾーンのうちの12.5haで、平成27年度までに広葉樹を増やしていきます。
参加者は、樹種転換を計画している場所の植物の種類や、日光の入り具合などを視察していました。
参加者からは、「間伐をして自生しているモミジを育てていったらどうか」「苗が簡単に育てられるものを植えたらどうか」などという意見があがっていました。