災害時障害者の受け入れに関する協定締結
知的障害者・精神障害者受け入れへ
箕輪町の知的障害者就労支援施設などを運営する2つの団体が、箕輪町と災害時における障害者の受け入れに関する協定を17日箕輪町役場で締結しました。
箕輪町と協定を結んだのは、知的障害者就労支援施設のほっとワークス・みのわを運営する長野県社会福祉事業団と、知的障害者就労支援施設ふれんどわーく、老人福祉センターゆとり荘を運営する箕輪町社会福祉協議会の2団体です。
災害時には、ほっとワークス・みのわとふれんどわーくでは知的障害者を、ゆとり荘では精神障害者を受け入れます。
知的障害者や精神障害者は、避難所での集団生活が困難なため、その家族などから一般の避難者とは異なる対応を求める声があり、今回の締結となりました。
箕輪町には知的障害、精神障害などにより障害者手帳の交付を受けている人が230人ほどいます。
平澤豊満町長は、「知的障害や精神障害を持つ人も含め、災害時に町民全員が安心して避難できる街づくりをしていきたい」と話していました。