三峰川周辺で河岸段丘観察会
三峰川みらい会議は、三峰川沿いの河岸段丘について学ぶ観察会を21日に開きました。
この日は8人が参加して、三峰川みらい会議の織井秀夫代表から説明を受けました。
これは、三峰川みらい会議が毎年開催している三峰川フォーラムに合わせて開かれました。
この日は、三峰川左岸の伊那市東春近、富県などを観察しました。
河岸段丘の段差部分には木々が茂り、ベルトのように連なっています。
織井代表は「がけ崩れや川の氾濫による浸食を防ぐために植えられたものが多い。このグリーンベルトが河岸段丘の特徴でもあるが、手入れされていない部分も多い」と説明していました。
景観に関する仕事をしているある男性は「近くで見ると木々が鬱蒼としていて手入れの必要性を感じる。景観保全の難しさを改めて感じた」と話していました。
織井代表は「伊那市の特徴でもある、河岸段丘のある景観を残していくためにどうすれば良いのか、考えるきっかけになれば」と話していました。