休園中の新山保育園で夏パーティ
休園解除目指し交流

園児数の不足により休園している伊那市の新山保育園で29日夏パーティーが開かれました。
夏パーティーには新山を中心に25家族64人が参加しました。
パーティーではプールやヨーヨー釣りなどが用意され、参加した子どもたちが交流しました。
パーティーは新山の小さい子供がいる家族の交流の場にしようと地域住民でつくる新山の保育園・小学校を考える会が開いたものです。
新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて、現在園児は上の原や富県など他地域の保育園に通っています。
新山保育園への入園希望数が定員の半分である20人以上を満たさないと休園は解除できず、平成28年度までこの状況が続くと廃園となります。
考える会によると、現在新山には0歳から6歳までの子どもは20人います。
しかし、他地域への入園希望者もいて、20人確保には至っていません。
新山の保育園・小学校を考える会女性委員長の伊東佳保里さんは、「こうした機会を通して、新山の自然を生かした保育や、少人数での保育など新山保育園の良さを知ってもらい、保育園の再開につなげたい」と話していました。