上伊那消防広域化協議会専門委員会が発足
指令センターの仮の位置を伊那消防署の候補地で承認
上伊那消防広域化の具体的な方向性について検討を進める上伊那消防広域化協議会専門委員会が3日に発足しました。
3日は、初めての委員会が伊那市のいなっせで開かれました。
専門委員会は、先月設置された協議会の下部組織で、広域化の時期や、消防組織体制などについて協議します。
委員会は、伊那消防組合と伊南行政組合の副市町村長や消防関係者など16人で構成します。
委員長には、駒ヶ根市の堀内秀副市長が選出され「協議会と意見の食い違いがないよう、委員会の中でよく検討し、最終的な方向性をだしていきたい」と挨拶しました。
3日の委員会では、新たに建設される伊那消防署の候補地を指令センターの仮の位置とする案が示され、承認されました。
これは、デジタル無線の設計を先行して進めるためのもので、承認された案は協議会に提出します。
他に、新消防組織体制について、上伊那広域連合の内部組織とすることや、広域化の時期を平成27年4月とする案が示され、次回の委員会で協議することになっています。