狼煙リレーを前に火起こし体験
来月 南信州狼煙リレー開催

戦国時代の武将、武田信玄が通信手段として使った狼煙を再現する南信州狼煙リレーが来月行われます。
それを前に7日、火起こしの体験が伊那市の西春近公民館で行われました。
狼煙リレーは飯田下伊那地域の住民でつくる武田信玄狼煙会が実施するものでリレーには西春近の住民も参加します。
火起こし体験は、狼煙リレーで火をつける際、当時の様子を再現しようと行われたものです。
7日は西春近北小と南小の児童のほか、地区役員など約
30人が集まりました。
体験では木をこすりあわせて発生する摩擦熱や、火打ち石を使った火起こしが行われました。
体験では大人も子どもも夢中になり実際に火がつくと歓声があがっていました。
戦国時代、武田信玄は、敵が攻めてきたことなどを伝える通信手段として狼煙を使っていたということで、それを再現する催しが来月8日に行われます。
上下伊那と諏訪の27か所で狼煙がリレーされることになっていて参加者は、この催しを通して伊那谷の歴史を学び、地域の連携を図りたいと話しています。