伊那市災害バイク3台導入
伊那市は、災害時に情報収集などで活用するオフロードバイクを、3台導入しました。
オフロードバイクは災害バイク隊が使用するもので、導入されたのは、カワサキのKLX125です。
排気量125ccのオフロードバイクで、軽く、小回りが利くのが特徴です。
7リットルの燃料が入り、300キロほど走ります。
3台の購入費用は、およそ120万円です。
9日は、白鳥孝伊那市長や、災害バイク隊の隊員が参加して、入魂式が行われました。
そのあと、早速隊員らが、バイクの乗り心地を確認していました。
災害バイク隊は、今年4月に、バイクが好きな市の職員8人が集まり発足しました。
災害発生時には市長が召集し、自動車が入れない場所での情報収集や伝達活動を行ないます。
6月から、月に1度、個人が所有しているオフロードバイクで訓練を行ってきました。
白鳥市長は、「使うような機会はないほうが良いが、災害への備えを万全にしたい」と話していました。
伊那市では、今後、バイクの台数をさらに増やしていきたいとしています。