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質の高い医療サービスへ

伊那中央病院 第三者評価機関から機能認定

質の高い医療サービスへ

 伊那市の伊那中央病院(小川秋實院長)はこのほど、より良い病院環境を目指すため、第三者評価機関である財団法人「医療機能評価機構」から病院機能評価審査の認定を9月26日付けで受けた。28日、伊那市役所に小川院長らが訪れ、小坂樫男伊那中央行政組合長に報告した。
 中病が受けた審査は評価基準「V(バージョン)4・0」で、上伊那の医療機関では初めての取得。認定を受けることで、患者が選院する基準指標に役立て、病院としても質の高い医療サービスを見直すきっかけになる。認定期間は5年間で2010年9月25日まで。
 03年6月に認定取得に向けた受審院内委員会を設置し、04年6、9月に現地調査などの審査を受けるが、約500項目ある基準のうち「常勤の病理医の確保」「入院患者診療記録の個人番号での管理」の2項目で改善指導。問題点を改善し、本年8月に改善実績を機構に提出し、認定を取得した。
 9月末現在、全国にある9040の病院中、認定されているのは1771院。上伊那では昭和伊南病院(駒ヶ根市)が01年に評価基準「V3・1」の認定を受けている。

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