伊那中央病院 新型CT機器導入へ
伊那市の伊那中央病院は、救命救急センターに指定されてから、重篤患者の搬送が増加していることなどから、新型のCT機器を導入します。
これは、9日伊那市のいなっせで開かれた上伊那地域医療再生推進協議会で示されたものです。
CT機器の導入は、平成25年度に実施予定だった急性期医療機器整備事業を前倒しして行うものです。
病院には、現在2基のCTがありますが、導入から10年が経過しているため、最新のものよりも機能が劣り、故障も増えていました。
2基のうち1基を更新することになり、診察時間が短縮できる他、患者の放射線被ばく量を軽減することができます。
事業費は、およそ2億6,200万円で、うち8,700万円ほどを基金で賄います。
9日の協議会では、CTの導入費用の他に、昭和伊南総合病院の2次救急医療の充実に伴う機器整備費など、およそ3億3,400万円を追加する補正予算案が示され、了承されました。