子供たちが水生生物調査
川の生き物を採取
夏休み中の子どもたちが天竜川に住む生物を調べて水質を判定する水生生物調査を7日行いました。
7日は箕輪町沢の伊那路橋付近に小学生とその親など30人ほどが集まりました。
水生生物調査は、辰野町から飯田市までの天竜川とその支流12か所で行われていて、川に住んでいる生物の種類や数を調べ、水質の判定を行うものです。
天竜川上流河川事務所が、子どもたちに川に親しみ、環境保全に興味を持ってもらおうと毎年行っています。
子ども達は、石を裏返したり網を使うなどして、虫や魚を捕まえていました。
調査の結果、きれいな水に住むヘビトンボやヒゲナガカワトビケラなどが多く採取されたことから、きれいな水だということがわかりました。
天竜川上流河川事務所では、「この機会を通して川の環境について理解を深めてもらいたい」と話していました。