「山寺まつり」伊那節盆踊り大会
伊那節の良さを見つめなおそうと、山寺まつり伊那節盆踊り大会が、15日、伊那市の中心市街地で初めて開かれました。
催しは、民謡伊那節の良さを見直し広めるきっかけにしようと、伊那市地域づくり活動支援金事業として山寺区が開いたものです。
盆踊り大会の会場では、伊那節保存会の生唄生演奏に合わせ、地区住民などおよそ100人が踊りを披露しました。
この他に、伊那市西箕輪与地に伝えられている節回しの「与地の伊那節」なども披露されました。
伊那節は江戸時代、権兵衛峠を行き来した馬子たちが口ずさんでいた馬子唄で宴会や祝いの席では必ず踊られていました。
近年になり、踊れる人が少なくなってきたため、保存会など関係者が普及活動に力を入れています。
この日は、帰省している人たちに伊那の街を楽しんでもらおうと、中心市街地で恒例のふるさと歩行者天国が行われ、家族連れなどが盆休みのひと時を楽しんでいました