伊那地区成人式 731人門出祝う
伊那と箕輪でお盆成人式
15日には、お盆の帰省に合わせ、伊那市と箕輪町でお盆成人式が行われました。
今年、伊那地区で成人を迎えたのは平成3年4月2日から平成4年4月1日までに生まれた男性366人、女性365人の合せて731人です。
伊那地区成人式は、14日と15日の2日間、市内8つの会場で分散して行われました。
このうち、西春近公民館にはスーツやワンピースに身を包んだ新成人、52人が式に出席しました。
式の中で伊那市教育委員会の宮脇正志さんは「創造力と行動力を発揮し、新しい社会を造る推進力となり、可能性を信じ充実した人生を築いてほしい」と市長メッセージを代読しました。
新成人を代表して、北原奈津美さんは「今まで育ててくれた、両親や故郷に感謝し、これからは、より良い社会を築いていきたい」、酒井秋紀さんは「努力を惜しまず、全てにおいて挑戦する行動力を持った大人になりたい」と決意を述べました。
式のあとの祝賀会では、地元の太鼓グループ「小出太鼓」による演奏が行われ、新成人の門出を祝いました。
箕輪町成人式 255人の門出祝う
箕輪町成人式が15日、文化センターで行われ、255人が人生の節目を祝いました。
今年、箕輪町で成人を迎えたのは男性121人、女性134人あわせて255人です。
式には、対象者の7割以上の196人が出席しました。
平澤豊満町長は「かつて経験の無い急激な社会変動を迎えている今、若い人の柔軟な発想と堅実な行動が求められている。これまで以上に将来を考え悔いのない人生を歩んでほしい」と式辞を述べました。
新成人を代表して藤澤宗千翔さんは「社会人としては未熟な立場ではあるが、将来は教師として地元にもどり役に立てるよう頑張りたい」
浦野綾香さんは「人は全力で頑張る事で成長するという言葉を胸に、今しかできないことに挑戦し、一人の大人として自覚をもち、自分らしく生きていきたい」と決意を述べました。
また式では、中学校時代の恩師が「成長した姿が見られてうれしい」、「充実した人生を歩んでほしい」などと、新成人に対し、祝いの言葉を贈りました。